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2010/02/23

フロントマンが新作ツアーと映画について語る

TOM DeLONGE率いるANGELS & AIRWAVESにとって、2010年は“LOVE”一色で満たされた1年になりそうだ。

最近リリースされ、オンライン上では無料配信されたニュー・アルバム『LOVE』、そして同名映画の公開に加え、この新作のツアーを3月末から2ヶ月に渡って敢行する彼らだが、フロントマンのDeLONGEはBillboard.comの取材で「このアルバムに関しては、永遠に力を注いでいくつもりだ。やれる限りのことはずっとやり続けていくよ」とコメントし、作品に対する並々ならぬ思い語っている。

今回の新作ツアーは、3/27にカリフォルニア州アナハイムで開催されるBAMBOOZLE FESTIVALで幕を開け、5/28のラスベガス最終日まで2ヶ月に渡って行われるが、DeLONGEによると「このアルバムに関しては、複数の異なるツアーを予定している」という。

「最初のツアーは、アルバムの発売プロモーション的な意味合いで行うものになる。そして2つ目のツアーは映画が劇場公開された後に予定していて、映画とアルバムの要素を結びつけた大掛かりなものになると思う。でも最初のツアーもかなりエキサイティングな内容になることは確かで、昔の曲も演奏する予定だ。僕らが劇場規模の会場で演奏するのは最後かもしれないし、かなり貴重な経験になると思うよ」。

一方、現段階で最終的な仕上げ作業に入っているWILL EUBANK監督による映画『LOVE』は、南北戦争から国際宇宙ステーションの時代を経て地球の終焉に至るまでの長い期間を描いたSF作品で、DeLONGEによると制作が完了するのは5月頃になる見通しとのことだ。公開に関しては、現在4つの配給会社と交渉を進めているそうで、サンダンス国際映画際とトライベッカ映画際の両方も出典作品として興味を示しているという。

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